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博多大吉 その性格と裏の顔? [博多華丸・大吉]

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昨年末、コンビではTHE MANZAIで優勝し、つい最近はピンで
「IPPON グランプリ」でも優勝を果たし、今や人気、実力ともにトップ芸人と目されている博多大吉さん。


ローカル芸人だった彼は、現在ではキー局のバラエティ番組でもMCを務めるようになりました。
本業の漫才では、あのビートたけしさんに「老舗の味」と言われるほどの絶賛されています。



バラエティ番組では、前へ前へと出るタイプではありませんが、ここぞという時には効果的な一言をキメてくれます。
彼がここまで注目されたのは、アメトーークで「焼却炉の魔術師」という、中学時代のあだ名を披露したことがきっかけでした。



とにかく言葉選びのセンスが素晴らしく、その場面場面に応じた立ち居振る舞いができることで、番組を取り仕切るMCや、現場のスタッフにも重宝されているようです。
また、これほどまでにもてはやされても、決して偉ぶらず、腰が低いことから「いい人」とみなされているようですね。


IPPONグランプリでは、優勝したのに、終始恐縮して「自分なんかが優勝していいのか?」って顔されてましたよね。


182センチの長身を折って、申し訳なさそうに頭を下げる彼の謙虚なふるまいには、理由があります。




「アメトーーク」の「博多華丸・大吉芸人」などでも明らかになりましたが、元々華丸・大吉は福岡では大スターでした。
ところが、当時の福岡よしもとの所長からは冷遇されていたようです。
「とことんサンデー」などでは、アイドル並みの人気を博すも、関西の芸人が出る番組が福岡ではじまったとたん、華丸・大吉の人気は落ちました。

しかも、事務所の所長との意見の食い違いがあり、大吉さんは一年間の休業を余儀なくされます(そのあたりの経緯は大吉さんの著書「年齢学序説」を参照してください)。

上京してからも、大吉さんの低空飛行の日々はつづきます。
華丸さんが「R-1グランプリ」で優勝し、バラエティ番組にもよく呼ばれるようになりましたが、華丸さんの児玉清さんのモノマネばかり求められ、大吉さんは「じゃない方」になってしまいました。
けれど、大吉さんは華丸さんばかりがもてはやされていても、決してひがんだりはしませんでした。

R-1グランプリはピン芸人の大会ですから、インタビュアーから「(華丸さんが)ピンで売れる可能性があるますが?」と、いじわるな質問をされます。
しかし大吉さんは、

「充分です。売れてください」


……と、相方・華丸さんが注目されることを歓迎したのでした。


そして大吉さんは、そのとき目に涙をためていました。
大吉さんはそのことを「ひどい二日酔い」だった、と言っていますが、本当のところはどうなんでしょうね。


大吉さんが、これだけ売れても謙虚な姿勢を貫いているのは、長く芸能界にいれば、いい時も悪い時もある。
慢心すれば、どん底に落ちた時にだれも助けてくれない、ということが長いキャリアの中でわかっているからでしょうね。

また、華丸さんがクローズアップされた時も、腐ることがなかったのは、「どちらかでも売れないとなにも始まらない」と、相方のことも自分のことのよに受け止めていたからのようです。




このように相方思いで、褒められても「めっそうもない」というスタンスを崩さない大吉さんですが、後輩には厳しい一面を持ちます。
大吉さんの厳しいダメ出しは、一度食らうと「再起不能」なまでに落ち込むそうで、福岡よしもとの後輩であるパンクブーブーの黒瀬さんなども逃げ回っているようです。


また九州男児らしく、お酒はよく嗜まれるようですが、後輩相手だと毒舌になるようですね。
天津の向さんなどがよくターゲットになっています。
酔っぱらった大吉さんは、後輩に「クソ芸人」などと暴言を吐き、万札をバラまくそうです。

あれだけテレビで「いい人」と呼ばれているので、ストレスがたまっているのでしょうか? 

また大吉さんも、一般的な九州男児のイメージとたがわず、けっこうな「男尊女卑」



「福岡はブスがでしゃばらないが、大阪はブスが前へ前へと出てくる」



……などと発言して、ファンにショックを与えたこともあります。

しかも、家では何もしないらしく、着替えやタオルを奥さんが用意していないと、お風呂に入らないそうです。
濡れた体のまま仁王立ちして、奥さんに体を拭かせるとか。
ふだんのイメージとはかけ離れていますよね。

後輩には恐れられている大吉さんですが、裏を返せばそれだけ後輩を大事にしているとも言えます。
あるとき、椿鬼奴さんが、清水ミチ子さんの飲み会に参加したそうです。
後日、たまたま清水さんに遭遇した大吉さん、深々と頭を下げ、



「ウチの鬼奴がお世話になりました」



…とあいさつしたそうです。

優しそうに見えて、一本筋が通った九州男児な大吉さんらしいエピソードですね。


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